2012年01月25日

平成24年1月22日 筋・骨格画像研究会特別講演会

DSCN0880.JPG過去2回は学術大会ということで臨床に主眼をおき、筋骨格系に対する超音波観察についてディスカッションしてきました。
今回は筋骨格系超音波画像の基礎的研究と臨床的アプローチの両面をテーマとして講演会を開催しました。
基礎的臨床は明治国際医療大学保健医療学部 基礎柔道整復学Tユニット講師 川村 茂先生に@基礎研究の立場から「筋骨格系に対する超音波画像観察〜基本操作から応用研究まで〜」の演題で講演をしていただいた。
臨床的アプローチは昨年に引き続き増田整骨鍼灸院院長 増田雅保先生にA臨床の立場から「エコーの臨床現場での有効性と実際例」の演題で講演していただいた。
川村先生の講演は筋・軟部組織損傷の治癒過程を経時的にエコーで保存し、経時的変化を汎用の画像解析ソフトを使用して解析・評価し数値的に表現できる可能性が示さされた研究の紹介だった。実際、患者さんに説明する場合、視覚的な説明も重要だが、数値的な説明が伝わりやすい場合もある。
増田先生の講演は豊富な臨床経験による、骨折脱臼などの整復固定に対するエコーの使用など、現場に即した技術をビデオも交えて講義いただいた。
レントゲンでは骨折が判断できなかった症例や、エコーで見落としがちな実例など非常にレベルの高い講演だった。
柔道整復師にとって、唯一、許された科学的根拠を基に診察ができるツールであり、伝統的な柔道整復師の手技を生かすためにも、またインフォームドコンセントをおこなううえでも必要不可欠なものではないでしょうか。DSCN0878.JPG
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2011年08月12日

H23年7月24日 運動器超音波観察セミナー【関西会場】

入門編では、はじめに超音波の特性やエコー診断の仕組みなどの説明があり、実際のエコー画像をスライドでみて組織別にどのように映るか、反射率や透過率(エコー域)の違いなどを中心に学びました。
DSC04729.JPG勉強会は、実際にエコー装置を使用しながらの講義がメインでした。受講者同士の実技の時間もあり、講師からプローブをあてる角度などの指導を受けていました。どの組織がどの角度で抽出されているのか捉えにくい箇所では骨模型を使っての解説もあり、とてもわかり易かったと思います。超音波診断はレントゲンやMRIとは異なり、患者の体格や観察したい部位によって周波数を変えたり、撮影する方向を変えるなどのテクニックが必要であることも学びました。「膝」がメインの講習会でしたが、受講者からの要望に応え、手首や指などの撮影テクニックもお話しされてました。
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7月10日運動器超音波観察セミナー【九州会場】

膝部」の勉強会が行われました。まずは膝関節部疾患の特徴(@.外力の強制により引き起こされる損傷として:内・外側側副靭帯損傷、内・外側半月損傷、A.繰り返し動作によって引き起こされる疾患として:腸脛靭帯炎、鵞足炎、ジャンパー膝、B.骨・軟骨疾患として:高齢者⇒変形性膝関節症、思春期⇒オスグッド・シュラッテル病etc)に関する説明があり、その後、内側側副靭帯と内側半月板中節の観察のポイントが紹介されました。どちらとも大腿部内側上顆をLandMarkにしました。内側側副靭帯は大腿部内側上顆と脛骨内側上顆との間を走行しており膝蓋骨より指2本ほど内側に位置します。内側半月板中節は内側側副靭帯の走行に沿って観察しました。次に腸脛靭帯、膝蓋靭帯、鵞足の観察を行いました。腸脛靭帯は膝蓋骨外縁をLandMarkにし、外側へゆっくりと走査しました。膝蓋靭帯は膝蓋骨下端部から脛骨粗面とを繋ぐ帯状の画像を描出します。鵞足は「縫工筋」「薄筋」「半腱様筋」「半膜様筋」の4つが重なる部分です。大腿骨と脛骨とを繋ぐ4層の帯状のラインを描出しました。実技では鵞足の鮮明画像を描出するのに長い時間が取られました。4層画像を出すのは至難の技で2層、3層の画像を出すのがやっとという難易度の高い走査でした。最後に前十字靱帯の描出をそれぞれの受講者が行いました。プローブワークが重要で脛骨前顆間区から斜め下に走るラインを描出するのに非常に苦戦していました。その後質疑応答があり終了しました。H23.7.10.JPG
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2011年06月30日

平成23年6月26日 運動器超音波観察セミナー 入門編 勉強会肩 【関西会場】 

CIMG1235.JPG午前の入門編では、超音波画像観察装置の仕組みや、レントゲンやMRI、CTなどとの違いの説明のあと、機械に触れて実際の画像がどのように描出されるのかを確認しました。超音波画像観察装置は画像解像度の精度が高くなっており、レントゲンなどと比べて安価で、大きさもコンパクトになってきているため導入しやすいこと。反面、画像描出にはレントゲンなどより技術が必要で、技術の向上が大切であることなどの解説がありました。
 午後からの勉強会では、肩部分を描出した画像をスライドで紹介したあと、実際にモデルの肩部分の画像を描出する練習を行いました。また受講者自身が見てみたい部位を講師が描出、解説を行いました。
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1月16日運動器超音波観察セミナー 勉強会 頚 【関西会場】

CIMG1988.JPG前半は頚椎椎間関節捻挫の診断方法についての勉強会。頚椎椎間関節の観察、頚部諸筋群(主に僧帽筋・頭板状筋)の観察の方法について講義。頚部は曲線の多い部位であり、又筋が多く存在する為高輝度に描出され易いので、観察の際は全体の明るさを低めに設定する様にとの説明の後、実技を行いました。後半は胸郭出口症候群の診断方法で、血流量の計測方法についての講義。正常な血流量と鎖骨下動脈や腋窩動脈が強く出現している際の波形の違いをスライドを見ながら解説があり、その後実技へ。頚部や鎖骨下動脈や腋窩動脈のプローブ走査は難度が高く時間を延長してまでも質疑応答が活発に交わされました。
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12月12日運動器超音波観察セミナー 勉強会 股 【関西会場】

CIMG0484.JPG股部についての勉強会。前半は実際の足の断面図と超音波画像との比較、正常な状態と炎症を起こしている場合に見受けられる特徴について解説があった。部位と角度ごとの断面図と画像、実際にプローブを走らせての画像の変化を動画で確認して予備知識を学んだうえで、実技がおこなわれた。出勤者がモデルとなり部位の構造とその見方について講義があった。
 受講者が一人のせいか、予定時刻よりだいぶ早く終了し、講師との質疑応答に当てられた。足首について熱心に質問され実際にプローブを使用し、画像を確認していた。
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11月23日運動器超音波観察セミナー 勉強会 足 【九州会場】

九州地区では年内最後の講習会。今回は初級コースの縮小版が12時から1時間行われ、それから勉強会に入った。勉強会のテーマは「足部」。講義の後、下腿後面の観察から行われた。内側も外側も腓腹筋・ヒラメ筋・が描出され線維の走行の違いが観察できる。参考症例として下腿部打撲と腓腹筋委縮像が紹介された。次にアキレス腱の観察に移り長軸・短軸走査が行われた。踵骨をLandMarkにした長軸走査のアキレス腱描出はプローブを踵骨に90°に当てることにより容易に出る。そこから下腿部に移行していくと長母趾屈筋や後脛骨筋、脛骨が映し出されていく。複雑な画像となっていく為、骨・筋の形や解剖知識を頭の中で再構築することが求められる。短軸走査もプローブを当てた部分の水平断面のイメージが判別の重要な要素である。距骨の観察では長母趾伸筋腱のラインを消さずに距骨滑車・距骨頚・距骨頭までの波型のラインを描出していく。前距腓靭帯の観察は外果をLandMarkにして長軸走査で描出。外果と距骨を結ぶように走行している微妙な線を消さないように出すのがポイント。静止画で鮮明な画像を出すのが非常に難しく内反ストレスをかけることで出しやすくなる。踵腓靭帯の描出も同じく非常に難易度の高い部分である。その後、短腓骨筋腱付着部と第1中足趾節関節部の観察が行われ「足部」の内容は終了した。最後に終了時間まで質疑応答と参考症例の紹介があり、講習会は無事終了した。DSC07439.JPG
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2011年06月21日

平成22年11月21日 運動器超音波観察セミナー 勉強会 肘 【関西会場】

CIMG0478.JPGスクリーンと手元資料、肘部の模型を使って肘関節内側型、および外側型障害の診断方法を説明した後、講師による描出実演、参加者同士で実技を行いました。小児期の靭帯の障害は、痛みがなくなればすぐに練習をさせたがる親も多いため、超音波画像により視覚で患部を示して休養が必要であること説明するとよいとのことです。靭帯は薄く描出が難しいため、陰影の境界を靭帯ととらえるなどの細かいポイントの説明がありました参加者が2名と少なかったため、実際にエコーを使って施術を行う時の問題(時間がかかりすぎることなど)などの話題もあがり充実した勉強会となりました
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平成22年11月7日 運動器超音波観察セミナー 入門編勉強会 肘 【関東会場】

P1010286.JPGまず午前中に「なぜ、超音波画像診断装置が必要なのか?」機器の長所、特徴を配布資料・スライドでで行いました。画像の見方、走査方法のポイントを説明後、実技を行いました。
実技では、肩部を断面解剖でイメージしていただき短軸・長軸走査を練習、午後は肘関節内側・外側の観察方法を説明があり、実習を行いました。
それぞれの観察ポイントおw講師が披露し各自で練習しつつ質疑応答を行い終了しました。
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平成22年10月24日 筋・画像研究会学術大会

画像 002.jpg第2回筋・骨格画像研究会学術大会、初めに筋・骨格画像研究会会長中谷裕之先生の挨拶があり、一般演題に入りました。後藤陽正先生の「超音波診断を用いたキネシオテーピング貼付における血流量の変化」、鈴木孝行先生の「超音波画像観察によるキネシオテーピング貼付時の浅筋膜の観察について」、伊藤浩二先生の「外傷に対する病態説明に対して超音波観察が有効であった一症例」、田中正樹先生の「ステロイド長期服用による右股関節の骨頭壊死が超音波観察にて示唆された一症例」の計4題が行われました。休憩を挟み、教育講演として増田雅保先生の「エコーの有効的活用法−鍼灸治療によるアプローチ方法・整骨治療によるアプローチ方法−」。続いて、戸祭正喜先生による「エコーの有用性と限界A」と題し、手、肘の実技公開も含め約1時間半の講演が行われました。エコーはレントゲンやMRIよりも時間がかからず、患者への説明もしやすく、整形外科での使用頻度は増加傾向にあるとのことです。欠点はプローブの大きさが決まっているので負傷箇所ののサイズの見極めが難しい。今後はもっと使用が増加するだろうと締めくくり、質疑応答の後、終了した。
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